目次
今年の梅雨の出来事
2020年の7月は雨続きで、自分の家(古い家)は湿気がひどかった。
畳の部屋に入ると何かいつもと違う匂いがするのに気が付いた。
畳の上を見ると何か埃の様なものが…、しかしそれは埃ではなく「カビ」だった。
なぜ、カビと分かったかと言えば、白い雑巾で拭うと、雑巾がカビの緑に染まったから…
梅雨も明け、暑い日が続く様になりましたが、カビの恐怖はまだ終わってなかった。
畳をめくってみると…
本当は、畳の部屋をフローリングにしたくて、取り合えず畳をめくって畳の厚みと床下を確認しようとしていた。
隙間にマイナスドライバーを突っ込む
畳をめくるには、まず畳と畳の隙間に、マイナスドライバーを突き刺し、てこの原理で持ち上げる。
しかし、硬いドライバの先で畳を傷つけてしまう事もあるので注意。
(まぁ、これも経験…)
そこの部分の緩衝材(?)の発泡スチロールの部分が傷ついてしまった。
畳の厚みを測ろうとすると…
まぁ、そこは諦めて、畳の厚みを測ってみる。
「約6㎝か…」って、畳の側面の白いのって何?
他の部分も確認してみると…
う…、まばらに何かがついている。これはもしや…
カビ!?
雑巾で拭いてみる・・
単に雑巾を濡らして拭いてしまうと、カビを広げるだけなので、アルコールで除菌しながら拭きたいが、昨今のコロナ騒ぎで消毒用アルコールが高い・・・
仕方ないので、次亜塩素酸水(キッチン漂白・除菌用)を使う事にした。
ふき取りに使用した雑巾は・・・
見事に緑。やはりカビでした…。
畳の側面のカビ退治
梅雨時期の畳表のカビは、見つける度に雑巾でふき取っていましたが、側面にまで蔓延っていたとは…(少し気にはなってたけど、現実を突きつけられた)
めくった畳の側面のカビのふき取り
6畳なら畳6枚をめくり、それぞれの畳の側面のカビを雑巾でふき取っていく。
真夏の日差しで天日干し
そんな事したら、「畳が日焼けしてしまう!」と言われそうだが、個人的には
カビ退治 ≫ 日焼け
なので構わず、干す!
(写真でもわかるけど、畳っておなじ大きさじゃないんだね!)
抗菌したいが…
今のカビは、ふき取り+天日干しである程度、取り除く事が出来たと思うが、今後の事を考えて、抗菌をしたい。
カビは「カビの胞子+栄養素+水」があれば繁殖してしまう。
カビの胞子は、そこらに浮遊しているので、防ぎきれない。
栄養素は畳自体(井草)だから、これは取り除けない。
だとしたら、「水」を取り除けば…という事で、「防水スプレー」を側面に噴霧した。
防水スプレーが効果があったかどうかは、来年の梅雨時期にならないと分からない…(真似して、「効果なかった」という苦情は受け付けません^^;)
畳を戻して完了
畳屋さんが、裏にどこに置くか書いているのでそれを参考に畳を戻していく。
一つ問題が…
畳は元通り戻したが、天日干しをしたためか、畳から今まで嗅いだことのない臭いが…。
まぁ、しばらくの間は部屋の風通しを良くして、臭いが落ち着くのを待つしかない…。
(追記)
天日干しの後の臭いは、だいたい3,4日程度で落ち着いた。きつい臭い(匂い)に弱い自分としては辛かった…
まだまだ、戦いは続く…
実は家には、畳の部屋があと3部屋ある。
これからの毎週末は、そこの畳をめくって、カビをふき取り、天日干しという作業が続きそうだ。
それにしても、畳は新しいはずなのに、こんなにカビって生えるんだと思い知った。(抗菌やカビ対策ってされないものなのかな?)